温度計 センサー付きで快適生活

一昔前には多くの家庭で使われていた棒状の水銀温度計ですが、今ではさほど見なくなってきました。

当時は暑い、寒いといった気温を見たからといって生活の中で何が変わるわけでもありませんでしたが、それでも温度を測るということは当たり前だったように思えます。一方、近年の温度計といえばサイズやデザインは様々ですが、ほとんどがデジタルです。湿度計などと組み合わせたものなどもあり、一目で何度、何パーセントなどと分かるので便利です。また、最高、最低気温や平均値などがわかるようになっていたりと高価なものでなくても優れた機能を持ち合わせています。

こうしたものは全てセンサーが空気を計測することで表示されますが、今や一年を通して温度はセンサーで管理するものというのが製造現場のような産業エリアのみならず一般家庭でも普通の光景になってきました。複数のセンサーが働けば外部や内部など異なる場所の温度計測が可能となり、また読み取られた温度をデータとして送信することができれば、電化製品とつないで自動温度調節といったこともできるようになります。

エアコンや暖房機、冷蔵庫、風呂場や寝室の温度設定などこうした技術が次々と暮らしの中に入り込み、今では建物全体でオート化するまでに至っています。今や温度は見るだけのものではなく、センサーが上下の動きを正確に読み取り、快適な温度に調整するという働きをするのが当たり前となりました。しかしながら便利なセンサーも停電の際には停止しますし、時には寿命からの不調もあり得ますので、万が一に慌てないような備えも必要です。

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